<自然界の報道写真家 宮崎 学 講演案内>環境問題/エコロジー講演案内サイトはこちら
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明るい夜


講演講師を依頼される方に、参考になるようにテーマを分けてみました。一例ですので、具体的なご希望がありましたらお知らせください。
だいたい、下記のようなテーマで話すことができますが、最近は「自然からのメッセージ」として、写真家としていろんな動物を取材する上で見えてくる現代社会の問題点や、環境問題について、スライド上映を交えて楽しく一緒に考えていただける内容になっています。
※それぞれのテーマをクリックしていただくと、詳細案内のページに飛びます。


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話題のブログツキノワグマ事件簿や、著書「ツキノワグマ」に関する内容で、講演をいたします。



騒音や人をおそれない新世代のツキノワグマが、毎年誕生しながら、現代の自然界に着実に定着し、その数を増やしてきています。

大型トラックが轟音をたて、ひっきりなしに行き交う高速道路の脇で、クルミやクリの木に登って、のんびりと時間をかけて餌を食っていくツキノワグマは、笛や鈴を鳴らせばにげていくような臆病者ではありません。

ツキノワグマを長年にわたって観察してきた体験をとおして、ボクはますます、自然界を語るときは、人間とあらゆる生物とをおなじ土俵においてから、人間中心ではなくて、動物たちからの視線で、それをみつめる必要のあることを知るようになりました。

ようするに、クマならクマの視線で、人間の行動や、平成という現代社会をみたら、どう写るかということです。









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それぞれに撮影した写真を持ち寄ったり、展示会をひらき、その講評をさせていただきます。また、撮影方法などの講座も行います。


飯田市 かわらんべ特別講座での自然教室



大阪 きずな写真の会にて写真の講評






(モノクロ Photo by さたにい)


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写真の技術や撮影の裏話、自然観察のポイントや、自然の見方などの勉強会を行います。


(5/18(土)に豊科近代美術館にて行われたワークショップと講演会より)

 下は 中学生から、ご年輩の方まで、様々な方に大勢お集まりいただいたワークショップ。
 午前中は、自作の機材の紹介と、それを使ったプロのテクニックと、発想を聴く。この機会を逃したら滅多に聞けない、素晴らしいヒントがたくさん散りばめられて、大々サービスのてんこ盛りです(笑)カメラ好きの方はもちろん、写真を撮らない人でも十分楽しめたのではないでしょうか。

 その後お昼の休憩を挟んで、午後は野外にて自由行動で撮影会が行われました。
 参加された皆さんは、各自、プリントしたデータを宮崎に見てもらったり、野外で撮影のコツなどを教わったりしました。



講義に熱が入るgaku・・

「けもの道」「鷲と鷹」「フクロウ」「死」「樹想」そして最新の「アニマル黙示録」に「アニマルアイズ」。どれひとつとっても、皆駆使されている技術はちがう。そのひとつひとつが紹介された。


写真を撮るということは、常に3年後、5年後、7年後を見て種まきしながら収穫していく仕事でもある。(・・・大変だぁ。。)






これが特殊ストロボ

前列の机にところ狭しと並んだものは、カメラを設置するための防水ケースに、結合部分を改造した望遠レンズ、カメラを落とさず木に登るための簡単手作りストラップ、結露防止装置、廃物利用のカメラ固定クリップ、鉛を固めてつくった地面置き三脚・・・まだまだたくさん。みんなgakuの自作である。

「どうやって作るのですか」とgaku宛にいきなりメールを送らないでくださいね(笑)普段は重要な企業秘密も入っています。教室に参加された皆さんだけの特典です。




雨も上がって屋外へ・・
実技の途中のこと・・カラスがトビにスクランブルをかけるシーンに遭遇。「ほらほら、あれは近くに巣がある証拠!みんなどこ見てるの?ちゃんと観察しなくちゃ」との声に、花にカメラを向けていた受講者のみなさん、一斉に空をみあげてあんぐり・・・。「やっぱり一瞬のサインを見逃さないんだぁ・・」
と自然の見方をまたひとつ教わった・・・・。



ブレない構え方は・・?

「筋肉の付き方だって人それぞれなんだから、絶対コレという構え方はない。フィルムを何本もテストに使って、一枚一枚ルーペでチェック。ひたすらチェック。自分の限界を確認しよう」



ワークショップ会場
大勢の方に参加いただきました。皆さんとても熱心に聞き入ってくださいました。



先生サインを・・・
若い女子大生にサインを頼まれ、嬉しそうな・・・

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宮崎学写真集「フクロウ」より


s_fuku.jpg



 フクロウは、野ネズミが主食です。たった1羽のフクロウが、一年間におよそ2500匹の野ネズミを食べます。
 このためにフクロウは、夜間でもよく利く大きくて視力のいい眼をもっています。また、超音波をステレオで聞くことのできる感度のいい耳ももっています。そして、獲物に気づかれないように羽音を消すことのできる特殊な羽毛も、身につけています。
 そして、フクロウは樹洞に巣をつくり、子育てをします。その樹洞は、フクロウが世代交代を繰り返しながら、毎年使われ続けているのです。
 こんなに長い年月、フクロウが使える樹洞は、数百年も生きてきた大木にしかありません。そのような森を育てているのが土です。
 土といってもただの土ではありません。土壌バクテリアがたくさんいる土です。土壌バクテリアは、落ち葉や動物の糞などいろんな有機物を分解して、健康な土を作っています。
 その土にトンネルを掘って生活しているのが野ネズミで、そのトンネルがバクテリアたちに新鮮な酸素を送る役目を担っているので、有機物を分解できるのです。そこでフクロウは、その野ネズミが増えすぎないように食べてコントロールしながら森に住まわせてもらっています。
 こうして見てみると、フクロウ→ネズミ→バクテリア→樹木…といった環境の輪が見えてきます。フクロウは「森の哲学者」ともいわれますが、この鳥を見ているだけで、森の不思議さ大切さがわかります。
 ボクはフクロウが「私の目を通して見た森と自然の話をみなさんに伝えて欲しい」と言っているように感じるのです。
自然界の報道写真家 宮崎 学



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宮崎学写真集「フクロウ」より


現代社会の農業に焦点を絞ったお話をさせていただきます。
環境問題と農業、獣害被害と、現代の動物たち・・・・・・

○ たった1羽のフクロウが年間2500匹もの野ネズミを食べている。
○ 昔の農家とフクロウの関係
○ 野ネズミの平均寿命6ヶ月、森づくりに欠かせない動物。
○ 森に澄むフクロウは、樹齢1000年もの樹洞に営巣している。
○ 健康な土壌には、コーヒースプーン一杯の土にバクテリアが1億匹。
○ 水洗トイレ全盛の時代・・・バクテリアのいる土に「野糞」をしてみよう。
○ 「農業」に比べて答えの出ていない「林業」や「漁業」。
○ 獣害といわれる動物たちに対する社会的背景の考察。
○ 犬たちのペット化
○ 過剰生産品が、野生動物に味を覚えさせ被害拡大。
○ 農業現場が大規模「餌付け」になっている。
○ 外来動物の侵入被害に対する人間社会の意識欠如。
○ 新世代動物に対応する、意識改革の必要性。

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講師プロフィール

自然界の報道写真家 宮崎学

1949年、長野県生まれ。自然と人間をテーマに、社会的視点にたった「自然界の報道写真家」として活動中。
978年「ふくろう」で第1回絵本にっぽん大賞、1982年「鷲と鷹」で日本写真協会新人賞、1990年「フクロウ」で第9回土門拳賞、1995年「死」で日本写真協会年度賞、「アニマル黙示録」で講談社出版文化賞受賞。他写真集・著書多数。
最新刊「かわりゆく環境・日本生き物レポート」や「ツキノワグマ」「森の写真動物記」のシリーズが発刊中。
ホームページでは、中央アルプス山麓の仕事場をライブカメラにて24時間中継し、「家に居ながらにして自然が感じられる」と好評。
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